今更ながら、ボヘミアンラプソディー見ました。
いい作品だと聞いてはいたので、劇場で見たかったのですが見られなかったので初見です。
この作品はマーキュリーの個性と人間的苦悩,やがてすべてを乗り越えて昇華していく彼の人生を描きつくしたヒューマンドラマです。クイーンを知らない世代にも何か感じるものがあるとおもいますし、クイーン世代の人はマーキュリーの思想が理解できた作品だと思います。
作品ラストのライブ・エイドのシーンは圧巻で見どころしかなかったです。
エイズを告知されたマーキュリーが「We are the champions」を歌うシーンはともに辛くても苦しくても,最後まで生き切ろう,そうすれば友よ,われわれはみんなチャンピオンなのだと、秀逸な人間賛歌なのだと。マーキュリーが到達した極みであったその真実を,鮮やかに強調してくれています。
役者さんも本人を意識したキャスティングなので感情移入しやすいです。
見る価値ある作品だと思いました。
個人評価 ★★★★★ 星5
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