安倍晋三元首相の事件でカルト宗教や宗教二世のことを考えさせられる昨今、この作品も宗教に盲信する両親と宗教二世の中学生の話です。学校やまわりの人から変な目で見られるし、心配した親戚のおじさんが何とか両親から子供を引き離そうとするのですが、子供はやはり両親から離れるとこができません。子供の心情がとても複雑で宗教が変なのか、盲信する両親と現実の世界を見比べてどっちが正しい世界なのか分からなくなってます。現実の世界は非情で誰も助けてくれないとこの方が多いですし、宗教に浸ってたほうが気持ちが楽になることもあるでしょうね。この作品では過度な献金などは無かったですが、実際は霊感商法など多額の献金で破産することがあるのが現実です。宗教についてより考えさせられる映画でした。
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