政治家が少子化対策しない理由

雑記

みなさん知っての通り、いま日本は少子高齢化社会です。なんでこんなことになっているのでしょうか。それと、ほかの世界はどうなのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。

世界の平均年齢

世界 平均年齢

 画像元https://www.worldometers.info/demographics/world-demographics/

世界の平均年齢はこのようにピラミッド型です。つまり出生率が多くて人口が増えているということです。日本に住んでいると意外に分からないものです。

アジア、フィリピンの今

日本と同じアジアの現状をご存じでしょうか。今回はいま経済が急成長しているフィリピンを見てみましょう。

画像3

こんな感じで、理想的なピラミッドです。フィリピンは年間に180万人増加しています。20年ほど前までは7500万人だった人口が今現在1億人を超えており、あと数年で日本の人口を抜くと言われています。フィリピンの平均年齢は24歳ととても若いです。このような人口ピラミッドだと経済が活性化され大きな経済成長が見込めます。みんさんのフィリピンのイメージはどうですか?貧富の差はとてもありますが、都市部の成長はみなさんの予想を超えていると思います。

city skyline during night time
首都マニラ

日本の平均年齢は…

では日本を見てみましょう。

日本 平均年齢

どうでしょう。きれいな釣鐘型、典型的な経済衰退型ですね。フィリピンが年間180万増加しているのに対して、日本は50万人減少しています。人口減少幅が50万人を超えるのは初めてで、鳥取県の人口が56万人なので、そのくらいの人が減っています。日本人の平均年齢も48歳とフィリピンの24歳と比べると、、、比べるまでもないですね。

政治家が動かない理由

では、なぜこのような現状なのに政治家は対策に動かないのでしょうか。それは日本の平均年齢を見ながら考えましょう。日本の若い人たちは少子化問題も真剣に考えている人もたくさんいます。本当は子供を産みたい、育てたい人もたくさんいるのですが、経済的な理由で足踏みしてしまっています。子供を育てるための資金を貯めてから、産もうとすると30代半ばになっていて高齢出産になってくるので、出生率が下がってしまっています。そこで、出産支援金などをガツンと出すような政策を掲げる若い政治家立候補者が出てくるのですが、投票する有権者のほとんどは50歳以上の高齢者なので、少子化問題より、介護や福祉に力を入れた政策を掲げている政治家が通りやすいんですよね。なので、予算は少子化対策にまわってこないんです。政治家の上層部の人間も70代とかなので、日本の20年後がどうなろうとあまり考えてないんでしょうね。自分の子供たちも50歳とかなってると思いますし、孫たちの未来の為になんて思っていないでしょう。未来より今を大切にしている感じですね。別に高齢者のこの考え方は当然の考え方で、自分たちの生活のために政治家に投票しますし、50代以上の独身の方もたくさんいるのでそうゆう結果になっているんでしょう。この流れは変わらないと思うので、少子化が止まることはないんでしょうね。

ということで、経済衰退は目に見えているので自分の身は自分で守りましょうっていうことですね。

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