オリンピックのデメリット知ってます?

皆さん、オリンピックの開催国が東京に決まった時、どう思いました?

なんとなく嬉しかったですよね。オリンピックが開催されれば世界中の人がたくさん集まり経済効果が見込めると考えますが、実は過去の開催地をみると意外とそうでもないことが分かります。



まず、オリンピック開催地が直面する問題は費用です。約3兆円かかるそうです。今回の東京オリンピックは当初、約7000億円で開催予定でしたが予算が3兆円にまで膨らんだそうです。そして、スポンサーやチケット収入などで得られる資金はおよそ4500億円と想定されていたそうです。つまり、3兆円かかって4500億円なら2兆5000億円の赤字です。開催後の観光客の増加によって大きな経済効果を期待するのですが、実際は五輪開催後に景気が悪化した国の方が多いことがデータで出てます。景気悪化によって1兆円の赤字を出したモンテオール市はそのツケを支払うために30年間も市民は税金を払わさせられたそうです。


では、実際そんなリスクを背負ってまで世界中の都市は五輪の開催地になりたいのでしょうか?

実はこうした費用面から開催地の立候補都市は減っているのが現状です。当初、2024年大会の立候補都市は5都市が名乗りをあげていたが住民の反対で撤退した都市や財政負担の問題で立候補を取り下げた都市があって、最終的にはパリとロサンゼルスが残ったので、じゃあ2024年はパリで2028年はロサンゼルスに決定しました。つまり開催したい国ってそんなに無いんですね。

そして五輪で使われる豪華なスタジアムもネックのひとつです。では五輪が終わったあとこのスタジアムは何に使われますか?世界各地には、五輪後に使われなくなって無用の長物化としたスタジアムがたくさんあります。約2週間のためにスタジアムを作ることもリスクだと言うことです。

ここまでの話はコロナ以前からのデメリットであって、今回は開催中止や無観客などが考えられ莫大な赤字がでると予想されています。

オリンピック楽しみですね!

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